レーザー処置後の注意点

ビフォーアフター

湿潤療法が効果的

美容に関心が高い人ほどほくろが気になる傾向にあります。綺麗にしたいという要望を受けて、ほとんどの美容クリニックでは治療メニューを用意しています。美容クリニックでの治療法の主流は、炭酸ガスレーザーによる除去です。炭酸ガスレーザーは水分の多い組織に反応して熱エネルギーが生まれ、熱が蒸散する際に組織も消えてしまうというメカニズムです。ほくろの他、いぼの除去にも適します。組織が無くなってしまうため、悪性腫瘍の可能性がある場合は病理検査に出せなくなります。代表的な悪性腫瘍は、メラノーマと基底細胞癌です。メラノーマは円形や楕円のほくろと違っていびつな形をしていたり、色にむらがあったり、6mm以上と大きかったりします。また、進行すると隆起し、発症しやすい年代は中年以降です。一方、基底細胞癌は顔の中央に出やすく、黒くて艶があります。これらはほくろと勘違いしやすいものなので、美容クリニックでも確認しますが、不安な人は皮膚疾患に造詣が深い皮膚科専門医に相談すると安心です。炭酸ガスレーザーは優れた機器で、傷痕が残りにくいとされていますが、治療後は患部が凹み、10日くらいはテープを貼って過ごします。中には傷痕が残る人もいることは知っておいてください。炭酸ガスレーザーでほくろを削った後は皮膚が陥没していますが、自然治癒力が働き、次第に再生された皮膚が盛り上がってきます。かさぶたが形成されても、剥がさないのが皮膚を綺麗に再生させるコツです。かさぶたは自然の絆創膏で、内側では一生懸命新しい細胞が作られています。ただもっと良いのが、かさぶたを作らないようにする方法です。傷口を乾燥させないようにするとかさぶたは形成されません。美容クリニックで処方されるテープを貼ったり軟膏を塗ったりして乾かさないように過ごすと、体が作り出す浸出液が綺麗に傷を治してくれます。なお、この治し方を湿潤療法と呼びます。それから、レーザー治療後の肌は敏感です。色素沈着が起こりやすく、紫外線にも弱くなっています。テープを貼らなくて良い時期になったら日焼け止めを塗ってUVケアをしてください。それから、炭酸ガスレーザー治療は5mmくらいまでのほくろに適用され、それより大きいものにはメスで切り取る切開法が推奨されます。どうしてもレーザーが良い場合は対応してもらえるでしょうが、一度で取り切れない可能性が高いです。細胞が残っていると再発する可能性が高いので、またほくろが現れたら再びレーザーを照射することになります。

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